世界一周行ってきた友達からイスラエルの魅力を聞いたので2020年こそ催眠術師を呼ぶ事にした話

コロナのせいで1万年くらい足立区に引きこもってたのだが、今日は1万年と2千年ぶりに有楽町で友達と会った。

 

久々に都心で友人に会った上に内容が濃過ぎて少し酸欠になるレベルだったのでここに備忘録を残す。

 

 

まず友達、凄くいい奴。自己への謙遜と他者への褒めが常にセットになってるとんでもない奴。そして行動力の塊。幼少期からの夢だった世界一周旅行を1年数ヶ月かけて叶えたとかいうとんでもない奴。ピースポートとか留学とかでもなく、マジの旅行。ヤバイ。

女一人スーツケース1つ片手に世界を見てくるとか、世が世なら偉人として小学館あたりが出してる漫画偉人伝として後世に残るレベル。お札になってたかも。樋口一葉的な。

 

 

そんな世界の津々浦々を見てきた彼女の第一声が「元気だった〜?」だったので笑ってしまった。完全にこっちのセリフだわ。

 

彼女はアジアもオセアニアもアフリカも中東もヨーロッパも北欧もアメリカもあらゆる大陸・国・地域を観て周ってきた訳だが、そこでの話はもうなんというか、家と会社とTwitterを行き来してた私からするとお伽話の様な話だった。

 

詳しい内容は、少しプライベートな事になるのと、何より私の稚拙な文章ではどんなに脳ミソ振り絞っても魅力が劣化してしまうため割愛するが、HISのパックツアーで感動するレベルの琴線クソ幅広の感動屋の私は、彼女の話を聞いている間中もずっと感心しっぱなしでうまく呼吸が出来ない位興奮した(だから酸欠になったんだな)。

 

また、彼女は元々働き方や生き方、人生観についてしっかりとした芯がある子だったが、世界を観てきた事によりさらに洗練されていてそれにも感動した。

 

 

 

一方、私は、どうだ。

 

おはようからおやすみまでTwitterに貼りつき、家で奇声を上げながら仕事の愚痴を言うほんのりヤバめのどこにでもいるOLではないか。

将来どうありたいとか、そのために今何をすべきかとか、人生の優先順位とか、本当に大切にしたいものは何なのかとか。

そう言う事に全部に蓋をして見ないフリをして、資格勉強のテキストにかじりついてるだけではないか(比喩でなく)(直喩)(嫌過ぎて本当にテキストを齧ってる)(親に止められる)

 

ただ漫然と日常を生きながら「なんか楽しいことないかな〜」と言ってる自分の無責任さと他力本願さ加減がぷかぷか浮き彫りになる。

 

 

 

そんな彼女の旅の話の締めは、イスラエルの魅力についてだった。

彼女は元々カトリック系の学校に通っていた事から、人生を通してキリスト教の聖地であるイスラエルにずっと想いを馳せてきたのだという。

異世界から来たエルフと同じくらい、私は世界史に対しての知識が乏しいので、イスラエルというとなんだか治安が足立区竹の塚の様なちょっと物騒で瓦礫と砂埃舞うイメージがあったのだが、実際イスラエルの都市は東京と見紛う程発展した街らしい。

またキリスト教ユダヤ教イスラム教の聖地であるイスラエルは、言わずもがな宗教的意味合いが非常に強い土地であり、特に敬虔なユダヤ教徒の生活はとても興味深く、観察するためにイスラエルで数ヶ月暮らしてみたいと思った程だという。

 

何にでも興味が湧くインタレストビッチな私は、すぐにイスラエルに行きたくなったのだが、イスラエル欲と同時に、ある気持ちがムクムクと湧き上がった。

 

 

 

催眠術師を呼んで女子会してぇ。

 

 

 

何言ってるかわからない人も、あーアレねと察した人も、とりあえず聞いてほしい。

 

私は女子会に催眠術師を呼びたい。

 

催眠術師を呼んで催眠術かけてもらってワーワーやりたい。

 

ごめんなさいもうちょっとだけ耐えて。説明するから。

 

私は小学生の頃から何故か催眠術に興味を持っていて、友人が図書館でハリーポッターやダレンシャンを借りてる中、私は催眠術や心理学の本を借りたりなどをして親にちょっと引かれたりしていたのだが、幸か不幸か年を重ねるごとに催眠術への興味は薄れていっていた。

 

しかし数年前、私は「飲み会に催眠術師を読んでみた」という記事に出会ってしまう。

 

http://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/bhb/3587

 

この記事を読むのが一番手っ取り早く面白いので読んでほしい。

 

いやもうめちゃくちゃ面白いじゃん......

 

友達が催眠術でとんでもない事になってるところクソ見たい...絶対みたい......

 

ワサビが甘く感じるとか、身体が硬くなるとか、そういうオーソドックス(?)な催眠術もかけてもらいたいが、私は催眠術で会いたい(会っていると錯覚したい)人がいる。

 

 

 

笹塚衛士さんである。

 

 

 

 

まって、もう少し待って。説明させてお願い。

 

笹塚衛士さんは「魔人探偵脳噛ネウロ」という週刊少年ジャンプで連載していた漫画に登場していた超絶イケメンのローテーション低血圧系刑事だ。はぁこの文章書いてるだけでもう好き。結婚してほしい。やっぱダメ無理おこがましい。はぁ...キメぇ......

 

 

もうおわかりとは思うが、端的に言うと、私はこの笹塚さんにガチ恋している。大好き。もう次元の壁なんがバチバチにブチ破って逢いたい。逢える為ならこの命も惜しくない。

 

という事で、女子会に催眠術師を呼びたいとずっと思っていたのだが、調べると催眠術を出張で呼ぶには数10万かかる事を知って以来尻込みしてしまっていた(つい数行前で命が惜しくないとか書いていたくせに数10万円は惜しいあたり、なんとも安い命である)

 

しかし、私の目の前には小さい頃からの夢である世界一周旅行を叶えて人生を豊かにして帰ってきた友達が座っているのである。

 

 

 

催眠術師、呼ぶっきゃないっしょ。

 

 

 

ちょーっとまとまったお金ポンと払うだけで夢が叶うのにしないのは馬鹿でしかない。人生は自分のものだから、それを勿体ないと言われる筋合いはない。そんなことよりも後悔のない様に生きるべきで、自分がなにをしたいのか、なにを大事にしたいのか、そういう事を考え実現していく事こそが大切だと彼女が教えてくれたのだ。だから呼ぶ。私は2020年こそ催眠術師を呼ぶ。

 

彼女のイスラエルの話の後、開口一番「私、催眠術師を呼ぶわ.....」と言ったせいで、彼女はリアルにスペースキャットみたいな顔をしたが説明をしたら「凄くいいじゃん!」と背中を押してくれ、なんなら呼んでほしいとまで言ってくれた(彼女は沖田総悟に逢いたいらしい)

 

 

人の夢はそれぞれである。

彼女の様にデカい夢もあれば、私の様にジャンル分けが難しいよくわかんねぇ夢もある。

 

日々会社で起こる理不尽な事も、テキストに歯形が付くほど嫌な資格勉強も、日本の強い同調圧力をコロナが後押ししてるこの最悪な状況も、夢を叶える為なら頑張って生きていけるかもしれない。

 

何のために生まれて、何をして喜ぶ、わからないまま終わる、そんなのはイヤだ!

 

アンパンマンの歌が死ぬ程染みる、そんな土曜の昼下がりであった。

 

 

 

 

帰りがけに彼女は「定番なんだけど.....」といってお土産を渡してくれた。世界中を周った彼女のお土産は一体何なのか!!??世界の定番とは!!??!!

 

 

 

 

 

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彼女の地元、仙台の銘菓、萩の月であった。

 

この子、やっぱりマジ本当に面白い。これ、美味いよね。ありがとう。